【雨の野外Fesに負けるな!雨に負け無い厳選アイテム】

もうすぐフジロック。
どんなに最高な体験ができる野外フェスも雨が降れば天国から地獄にかわる。
わたくし身を以て経験したのが朝霧JAM、フジロック、GO OUT CAMPですかね。
記憶に新しい今年のタイコクラブでの深夜の雨。。
今年はビョークの2013年以来のフジロックに参加します。
あの時の豪雨を忘れてはならぬ….

【あの日のフジロックを忘れない】

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2013フジロックでは日頃から使い古していたレインウェアは瞬く間に浸水しましたね。
綿のTシャツは首もとが濡れ、苗場の気温も低いからか身体はみるみる冷え始めてしまい低体温症なんじゃないか?と思うくらいにヤバかった。
紙のタイムテーブルをマフラーにして暖を取れるんじゃないかと試みたりしてたな。。
会場入口でもらったゴミ袋を無理矢理インナーにしてみたりと。。
追込まれた状況で、なぜもっと雨対策ちゃんとしなかったかな。。
と自分を悔やみましたね。

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止まない雨に心が折れてしまい見たいアーティストが見れないなんてもうまっぴら!!
そんな野外フェスでの雨に負けないギアを自分なりに考察してみました。

【モンベル トレントフライヤージャケット】

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2013フジロック後、まず最初にレインウェアを買いにモンベルへ。
軽さは脅威の215gで驚くほどしなやかなレインウェア。もちろんゴアテックスで耐水圧も45,000mm以上と大雨でも平気ですね。
わたくしは昨年の北アルプスでの大雨もこれで乗り切りましたよ。
ツバのあるフードは視界も良好。口元がコードで絞れるのも雨の侵入が防げてグッド。
傘の耐水圧は250mm程度なのでこの数値をみたらやはり山岳メーカーのモンベルは
わたくしにとって絶大な信頼を置けるアイテムです。

【エバーブレス®フォトンパンツ】

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上下同じメーカーで揃えたい所ですが、わたくしは「ストレッチ性」「耐久性」に特化しているエバーブレスを選択しました。
シルエットもモンベルに比べて細身なのでダボついた感じが無いところが個人的に気に入りました。
そして最大に惹かれたポイントはここです。



ロングファスナーですね。
やはり雨の中での行動は蒸れてくるのですが、このファスナーを調整すればベンチレーションになり
換気ができる。そしてロングファスナーなので靴を履いたままでもコツをつかめば着脱が簡単。

【野鳥の会長靴】

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言わずもがな、もうこれがあれば雨フェスの勝率は5割は堅いんじゃないかしら。
雨のモッシュピット行くなら野鳥の会長靴はマストですね。
パッカブルにもなるし、コードの調整で雨の侵入も泥のはね返りもガード。
わたくしは「100均の中敷」+「5本指ソックス」で更に快適にしています。

【モンベル アクアテクト リストバンド】

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実はこれ、私の今年購入した秘密兵器。

長時間雨に打たれていると、やはりどうしても袖口からの浸水してしまうんですよね。
そこからジワジワしみ込んできてインナーまで濡れて地味にストレス。。。

手首は動脈を冷やしてしまうので、その冷えた血液が身体をめぐり芯から冷えてしまう恐れありなのです。
アクアテクトはベルクロ部分もしっかりガードしてくれるから浸水もこれで防げる!
それに少し手首があたたかいので保温効果もありそうです。

これはもっと早くから知っておきたかったなー。
値段も安いし重量も気にならない隠れた名品だと思う。
登山する時はこれに防水グローブすれば完璧だね。

【ファイントラック スキンメッシュ】

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登山する人には定番中の定番ですね。
アクティブに動き回ると汗を掻く→汗冷え→ガクガクぶるぶる。
これを回避するのがスキンメッシュ。
身体の汗をスキンメッシュが吸い上げて上のベースレイヤーに吸わせるから身体はドライな状態でいられる。
しかも超撥水するし、意外とあたたかいので寒がりのわたくしには外せない1枚なのです。
この撥水ヤバー。今年もタイコクラブで着たけど安心感あるね。

【傘】

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えっ?と思われるかもしれませんが、傘が有効です。
禁止されている野外フェスではダメですけど、キャンプインフェス系では
すごく重宝します。テントから出る時、バナーでお湯湧かす時の風防だったり。
モンベルのサンブロックアンブレラは晴雨兼用で紫外線も雨もブロック!
大きめザックを背負うならロングテールアンブレラもいいかも。
コスパ優先であればセブンイレブンの折りたたみ傘も良いと思う。
(※フジロックは傘禁止ですね。)

【レインカバー】

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クドいようだけど、2013年のフジは雨に泣かされた。いや、半殺しにあった。
ドライサックだけで何とかなると思っていたのが大きな間違い。
豪雨でドライサック内も軽く浸水。。しかもザックも布製だったのが致命傷。。
今回はアークテリクスのアロー22と更にレインカバーそしてドライサックで完全ガード!
それかキューベンファイバーのザックかで迷っています。

【ドライサック】

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カメラ、携帯、お財布、濡らしたく無いものはこの中へ。
完全防水では無いけど、1枚もっていると心強い。
わたくしは寒がりなのでもしもの時のベースレイヤー控えorファーストエイドを入れておきます。ザックカバーとドライサックの2重対策で防水をこころがける。

【防水・撥水スプレー】

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当日ではなく、3日前くらいが有効らしいですよ。
レインウェア、靴、テント、などなど濡らしたくないものにスプレー。
レインウェアは専用洗剤と撥水剤を使ってます。

【専用洗剤と撥水剤】

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雨に打たれたレインウェアは帰ってから乾かすだけではダメなんです。
下手すると次ぎに使う時の撥水力が落ちてしまいます。
雨の汚れが撥水力を低下させてしまいます。

しっかり専用洗剤と撥水剤でメンテナンスしておきましょう。
これで次のフェスも快適になります。

⇒こちらの記事もどうぞ

【ジップロック】

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携帯の防水はジップロックでなんとかなりました。 ちゃんと指操作も出来たし写真も取れました。
(※写真はすごく残念なものでしたが。。。)
IKEAのフードキーパーはサイズたくさんあるので ドライサックの代わりにもなるかもしれませんね!

【要検討:ゴアの帽子・グローブ】

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帽子はゴアテックスでなくても、レインウエアのフードを被せれば 視界も良好になるのでわたくしはpatagoniaのバケツハットでいこうと思います。 グローブは装着してる人みたことないけど、あったら便利だろうなーと思うけど、 荷物になるし、登山ではないからいつもフェスでは迷う。念のためメモしておこう。

【ホッカイロ】

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苗場は標高1000mはあるので低山です。
フェス会場であり、登山と同じフィールドです。
雨が降りつづけるフジロックならホッカイロがあると助かります。腰と首もとに2枚貼るだけで体感温度が違ってきます!
寒くて身体が動かなくなってしまうのを防ぐお守りとして是非。
わたくしは相当な寒がりなので腹巻きをここにプラスして絶対に冷やさないようにします。

腹巻き最強説の記事もよかったらどうぞ
【もう冷えま宣言】体感温度が1℃アップ!モンベルの腹巻きが最強すぎる!!

【最悪浸水してしまった時の着替え】

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・靴下(5本指で薄手のナイロン・ポリエステルやメリノウールが良い。)
・下着(ポリエステル)
・替えのTシャツ(ポリエステル・キャプリーンのTシャツにしてます。)
・化繊のダウン

メリノウールの記事はこちら

濡れたウェアでいるとみるみる体温が下がり、テンションもどん底に。。
カッパを来ていても中の下着や靴下が濡れていると体温がキープできず体調も悪くなります。
綿の素材は濡れたら晴れない限り乾きません!ポリエステルなら多少は乾きがよいです。メリノウールは濡れても冷えを感じにくいので良いのですが金額が高いのが悩み。。雨予報が出たなら、わたくしはもう荷物になる事より濡れてガクガクブルブルするほうが嫌なので迷わず替えの衣類を持って参戦します。
化繊ダウンでは最近モンベルのライトシェルジャケットが「軽くてコンパクト」「金額安い」「保温と撥水」を兼ね備えているので気になっています。

まとめ

今年はまだ梅雨明宣言が今のところない。 まだおぼつかない天気が続きますが、フジロックはもう来週ですね。 もし雨予報でも備えておけば、雨さえも楽しめるかも知れませんね。

雨は雨で虫も来ないし、暑さによる汗もかかないし、ポジティブに捉えれればと思います。
でもやっぱり晴天の中でビールを飲んで、世界最高峰のアーティスト達の演奏とフジロックを楽しみたいかな。

 

 

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ハイク・キャンプ・ギア・音楽フェスなどアウトドアを発信するブログです。アウトドアを通じて見た事のない非日常を探してます。最近はトレラン・ランニングにも興味が出てきました。

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