【テントサウナ検討中の方へ】テントサウナ購入して1年経って気づいたこと備忘録

【テントサウナ検討中の方へ】テントサウナ購入して1年経って気づいたこと備忘録

早いものでテントサウナを購入して1年経過しようとしている。

思い返せばサウナフェスジャパンではじめてテントサウナを経験してそこから思い切って「Morzh」を購入したのがはじまり。
この1年間で「テントサウナ」というキーワードもよく目にするようになった気がする。

調べてみるとInstagramのハッシュタグ投稿数も7256件もあった!(2020 9月末 現在)
テントサウナイベントも全国津々浦々で開催されているようだし、サウナにつづいてテントサウナも浸透されてきてた。

なので、実際に購入してみて感じたことや、自分たちの備忘録を兼ねてブログに綴ろうとおもいます。
これからテントサウナを購入検討している方、一緒にテントサウナを体験してみたい方にとって参考になればとおもいます!

 

テントサウナ「Morzh」を購入

テントサウナも種類が増えてきた。
その中でもやっぱり「ロウリュ」「冬場でもアツアツ」条件をクリアするテントサウナとなると「Morzh」に絞られる。
Morzhがお気に入りの理由はこちらのブログも読んでいただければと。

↓の写真は「Morzh」が届いた時の写真です。
テントとストーブでかなり大きいです。。

われわれグッドサウナはこの一年で「Morzh」「Morzh MAX」を購入しました。
2機ともロシアからの個人輸入でゲットになります。

「Morzh MAX」は購入時コロナ渦真っ最中ではありましたが、
オーダーしてロシアから約2週間程度で無事到着。

「Morzh MAX」に関してはこちらのブログも読んでいただければと。

個人輸入になってしまうので、安心して購入を希望であれば日本正規代理店のサウナキャンプさんを通じて購入したほうが良いです。

 

テントサウナは出費・準備・労力がかかる

テントサウナは購入しただけではすぐに体験できないのです。。
キャンプのように揃えるものが多々あります。
テントサウナ以外に必要なものをリスト化してみました。

【必要なもの】
・テントサウナを固定するペグ
(スノーピークのソリステを推奨)最低でも4本は必要。
・サウナストーン(香花石など天然のサウナストーン)
・薪(テントストーブの燃料)
・ロウリュ用のバケツ
・ロウリュ用のラドル
・テントサウナ内で座るイス
・温度湿度計
・一酸化炭素チェッカー
・ストーブ内を手入れする火ばさみ
・ストーブで火傷しないための軍手
・消火器
・灰などを片付ける炭壺や掃除するスコップ
・水着

【あったらよいもの】
・火起こしガスバーナー
・火起こし着火剤
・ロウリュ用のアロマオイル
・ヴィヒタ
・サウナハット
・サウナポンチョ
・休憩用ととのいイス
・タオル
・サンダル
・防寒着

など、充実させるものを挙げていくとBBQやキャンプギアにつながってきます。

サウナストーンは香花石を使用しているのですが、20kgの重さで安いところでは2万くらいで販売されています。
これも個人輸入出来るようですが、わたくしは国内で購入しました。

転がっている河原の石は空気を含んでいると爆ぜる危険があると聞いたので、ここはしっかりした香花石を購入。
サウナストーンでないと熱を含みにくいようです。故にロウリュの効果も弱いとか。
(※河原の石の使用は自己責任になるので充分お気をつけください。)

それと重たいサウナストーンを運ぶ労力がテントサウナ設営とは別でなかなかしんどいです。。
車を横付けできるキャンプ場なんかだと設営は楽です。

過去に本栖湖の浩庵キャンプ場でサウナキャンプしてきましが、ロケーションもよく、車横付けでよかったです。

テントサウナストーブ内の温度を高温に保つための薪問題。
「Morzh」の燃焼力はかなり強いです。
キャンプ場で売られている薪もあっという間に灰になります。

冬場でも室温はアツアツをキープできるのは魅力ですが、コストがかかりますね。。
ひと束あれば4セットくらいは持ちます。半日やる分には十分ですかね。
販売場所にもよりますが、薪の金額はひと束約600円くらいでしょうか。

ここまで見ても始めるまでに一式揃える費用がかかりますね。。

また一式揃えるとかなり場所を取るので道具一式を保管する倉庫や小屋なども必要になります。。

なんかネガティブなことばかり綴っているようですが、、、
実際のところはじめるてみるとこんな感じでした。

↓テントサウナセッティング前の荷物運びです。

そして現地へこの道具を一式運ぶための車も必要なんですよね。。
軽でもなんとかなりますが、キャンプもやるのであれば積載が厳しいです。。

テントサウナを楽しむ場所は「火が使えて遊泳可能な川辺」が推奨されています。
グッドサウナのホームリバーはその条件をクリアしている西里キャンプ適地なのですが、
静岡市内から車で40分ほどかかります。地味に遠い。

 

最後は…翌日に天日干しでテントサウナを乾燥。

テントサウナ内でロウリュをするので内側がウエットになります。
放置しておくとカビが発生してしまう恐れがあるので翌日はベランダにて太陽光をあて乾燥させます。
表と裏を交互に午前中いっぱい干して乾いたことを確認して畳んんでしまいます。

これは普通のキャンプと同じで用具一式のメンテナンスが必要になります。

 

 

ここまでお読みいただき、なんだよ超メンドくせーじゃん!と思われるかもですが、、、
それらのめんどくさいを超越する体験がテントサウナで得ることができます。

それではここからは魅力を存分に伝えていきたいと思います!

 

テントサウナは最高のプライベートサウナ

シーズンは涼しくなってきた10月〜5月くらいと広範囲。

ベストは涼しい秋口だと思います!

夏場の川辺はBBQでパリピな若者たちがあふれ、音楽が爆音で賑やかしく、気温も暑くて水温はぬるめ。。
真夏はおとなしく川遊びしていたほうがよいかな。

5月すぎてくると山の川辺には「アブ・ブヨ」などの刺される系の虫が出現するのでテンションがさがります。。
アブは熱に集まる習性があるようなので、8月のテントサウナでは高温のテントサウナに群がってきました。。

夏場は殺虫剤とハッカ油とハエたたきがあると安心です。

そして10月にさしかかるキャンプ場は夏場に比べひとが少なく、涼しくて最高です。
川で遊ぶひともいないのでロケーションはほぼ貸切!
秋口は程よく冷たい清流と外気浴のやさしい風がとにかく心地よく、自然の中で多幸感につつまれます。

↓早朝、本栖湖で浮かれてますね。。

公共のサウナ施設ではないので「かけず小僧」も許されます。
テントサウナから水浴びすることなく瞬時に清流へダイブ!
これが超絶きもちがよいのです。

 

冬場になれば水温も一桁台のシングルとなり突き刺すような水風呂を体験できます。

アツアツに仕上がった身体を一気にクールダウン。
急降下のジェットコースター体験でバチバチにととのいます。

12月富士山を眺めながらのテントサウナもスケール感があってよかったです。
季節の移ろいをテントサウナの窓からながめて感じるのもよきですね。

寒くなればなるほど楽しいテントサウナですが、真冬は外気浴できる時間が短い。
極寒すぎると活動限界がすぐにやってきます。

公共のサウナはおしゃべりNGですが、テントサウナは気心の知れた仲間と会話をしながらサウナを楽しめる。
サウナフェスでもはじめてお会いした方といろいろなお話で盛り上がりました。

公共のサウナではNGとされることがテントサウナでは寛容とされる。
自分たちでその場の空間を築いていく楽しさがあります。

 

テントサウナアレンジも自由自在に楽しめる

癒やしを追求するのであればヴィヒタにアロマオイル。
更に高温のゾーンをめざすのであればセルフアウフグース。

テントサウナを楽しむ方法はいろいろある。
アロマオイル・ロウリュはサウナ施設ではまだ稀で、タイミングが合わないと体験できない。

テントサウナはロウリュが可能なのでこれも自分好みの香りを探すのは楽しい。
自分にあったアロマ・ロウリュを極めるのもよいですね。

施設ではNGとされるセルフアウフグースで室温をコントロールするのもよし。
タオルをぶんぶん振り回して自身で体感温度を上げるのも楽しい。
テントサウナ熱波氏をきわめるのもよいですね。

プライベートサウナだからサウナストーンで調理も可能だ。

サウナストーンは高温なのでケトルを使えばお湯も沸かせる。
サウナストーンとストーブの熱を利用してかんたんな調理もできるのでサウナ飯をつくるのもよし。
節度をもって飲食とかもOKでしょう。アイスとか今度食べてみたい。

自分だけのお気に入りサウナ空間を作り出すことができる。
準備は大変だけど手がかかった分、自分たちで楽しめる時間を作り上げていく達成感も味わえる。
まだまだ可能性はありそうですね。

 

行動力がUP・交流が広がった

グッドサウナとして発信していたらテントサウナに興味がある方からメッセージをいただいて一緒にテントサウナしたり。
清流ロケーションを探していると、釣り人からグッドロケーションを教えていただいたり。
運良くテレビ出演できたり。

一年を振り返ってみるととあたらしい体験や経験が増えた。

テントサウナをはじめてから、少し自分の行動力・範囲がひろがったように思えます。
仕事にしてもお客さんとも会話の中でテントサウナのことを話す機会がふえました。
けっこう印象に残るみたいで、テントサウナやってるひとだよね。みたいな感じに覚えてもらえる。
ぜひ今度一緒にテントサウナやりましょう!みたいな流れで。

↓こんなツールをつくったりして仕事の話よりも活き活き話しているじぶんがいます。

 

今後のテントサウナでやりたいこと

なかなか厳しい状況が続いていますが、清流豊富な静岡市でテントサウナイベントを定期的に開催したい。
興津川、安倍川、藁科川と市内から近くによき清流スポットがけっこうあります。
この清流は静岡が誇れるものだと思う。

とくにホームリバーである西里はちびまるこちゃんに匹敵する清水の至宝だと思っています。
そうそう清水といえば広瀬姉妹の生まれ故郷でもありました。
いつかフジロックくらいおおきなテントサウナフェスになってゲストで来てくれたら最高だな。

静岡には聖地のしきじもあるし、興津川の帰り道には駿河健康ランドもあるからテントサウナ宿泊ツアーなんかもできそう。
アフターサウナで静岡のサウナをまわるのも面白そうだし、微細ながら地元の温浴施設へ還元もできるのではないかな。
かけ合わせれば新しい体験と可能性がまだまだありますね。

と長くなりましたが、今週末にグッドサウナのゆるゆるイベントを開催するので、
テントサウナを体験してみたい方、タイミング合うようでしたらぜひともお越しくださいませ!

いろんな繋がりから、いろんな可能性に発展していったら面白いかなと思っています。
気軽に参加していただければと思います!

詳細はグッドサウナInstagramツイッターをご確認くださいませ。

 

それではグッドサウナで会いましょう!

 

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ハイク・キャンプ・ギア・音楽フェスなどアウトドアを発信するブログです。アウトドアを通じて見た事のない非日常を探してます。最近はトレラン・ランニングにも興味が出てきました。

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  • Comments ( 3 )
  • Trackbacks ( 0 )
  1. By tutti

    このブログを見てテントサウナ購入を決めました!
    いろいろ必要物を揃えている最中で質問させていただきたいのですが、一酸化炭素チェッカーは耐熱性・防滴性が求められると思いますがおすすめのものはありますでしょうか?

    • By ioriko

      お返事が大変遅くなってしまい本当にすみません。。ブログ放置気味でした。。
      一酸化炭素チェッカーですが、プラ素材は室内の熱で溶けてすぐ使えなくなります。
      私は所有していないのですが、「BOSEAN一酸化炭素測定器 検知器」が評判良いみたいですよ。

      金額も結構割高になるので使用ごとテント内の換気を行い、煙突の煙が逆流して室内に充満しないように気をつければこれまでの経験から大丈夫かと思いますが、やはりチェッカーあったことに越したことはないです。
      (乾燥した薪を使用、ストーブの窓を開けっぱなしにしないなど。)

      テントサウナオーナーおめでとうございます!!
      3月くらいから気持ちよいシーズンなので楽しんでくださいませ。

  2. By Shiro

    テントサウナ購入を検討しているものです。
    記事とても分かりやすかったです!

    一つ確認なのですが、後処理(掃除、乾燥)にどれぐらい手間がかかりますか?
    内部が湿気でかなり濡れてしまうので、心配しております。

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