【竜ヶ岳】-15℃の世界が楽園に変わる瞬間・ダイヤモンド富士のご来光

【竜ヶ岳】-15℃の世界が楽園に変わる瞬間・ダイヤモンド富士のご来光

2015.01.03
氷点下-15℃を記録した厳冬期の竜ヶ岳山行。
登山歴2年目にして初めての雪山hikeは新しい発見がありました。

またもsu91moに「ダイヤモンド富士見よう!」「OK」の二つ返事で決まった山行。
今回は厳冬期の1月、装備もオーバースペックで挑みます。

ごく僅かな時期だけに見れる一瞬の光景を求めて午前4時に静岡を出発しました。
5時過ぎ、本栖湖の駐車場は既に多くの車でいっぱいでした。
気温は-7℃を記録、この日の予報は日本海側で大雪予報が
発生していたので引き返す覚悟を持って挑みました。

あまりにも寒く、まだ5時過ぎの登山道序盤は真っ暗で写真はありません。
暗い道をヘッドライトでゆっくりと進んでいきます。

歩き始めて30分くらいするとようやく明るくなってきました。
我々が進んだコースは「本栖湖畔登山口」こちらは急坂らしく全く人がいませんでした。
「竜ヶ岳登山口」は通行止めの看板が出ていたので行けないものだと思っていました。
結果、誰に会う事なく静かな森林を歩く事が出来たので良かったと思います。


しばらくすると雪に覆われ始めた登山道はアイゼン無しでは不安な程に雪が積もっていました。
一歩一歩慎重に雪を噛み締める様に進みます。
透き通った冷たい景色が美しいです。
ザクザクと自分の足跡だけが聴こえてきます。

徐々に身体の体温があがり気づけば、メリノウールとR2ジャケットで行動していました。
この2枚とニット帽、グローブ、ネックウォーマーで汗も掻かず寒くもない、ちょうど良いレイヤリング。
ただグローブが柔いので末端の冷えは容赦なかったですね。
前髪が吐息で凍っていたのは衝撃だったな。
※装備は最後にまとめます。


高度が上がるにつれて登山道も雪で覆われ、次第に道が雪で分からない程になり少し不安を覚えました。ゆっくり道を確かめながら登って行きます。


ようやく森林限界(?)を超えて頂上へ続く笹道が視野いっぱいに広がります。
現れた雄大な富士山は圧巻でした。
雲一つない冬の澄んだ空気を深呼吸して呼吸を整えます。


コースタイムは計測してなかったですが7時20分くらいだったと思います。
気温は-15℃、水分は凍っていました。


頂上は人が多い事を予測して分岐にて日の出を待ちます。
やはり誰もいません。静寂の中、シャッターを切る音と時折吹く風の音だけ。

丹沢方面でしょうか?
徐々に朝日に染まります。

南アルプス方面も朝日に染まります。
モルゲンロートはやっぱ最高です。


ダイヤモンド富士のお目見えです。
眩しく、神々しい。ほんの一瞬の光景です。

大地を光が包んでいく光景。
境界線がはっきりとしている。


ダイヤモンド富士を堪能してから山頂を目指しました。
登山客で賑わっています。この頃、日はもうかなり上迄昇っていました。


朝食にしましょう。今回は自作コージーでリフィル。
冷えた身体に染み渡ります。が、-10℃では直に冷めてしまうのでさらに保温ケースでカバーしました。


サーモスで保温した湯でもギリいける感じです。タイミング逃したらあっという間にここでは温くなる。su91moの様にちゃんと湧かしたほうが良かったかな。


日が出ても寒い頂上。
寒さと眩しさに耐えかね8時過ぎに下山開始。
(サングラスマストですね。)


今回アイゼン買っておいてほんとに良かった。
帰りの石仏を超えて雪が無くなってからアイゼンを外した後に2回滑って転んだ。
しかも雪のない砂利の坂道で。
多分、アイゼン歩きで踵から着地していた癖が原因かもしれない。
下りはつま先から着地してフラットにする事を忘れていた。
過信は禁物、下りこそ細心の注意を払う。
今回下りの方が断然キツかったです。体幹もっと鍛えるべし。

 

【備忘録】

◆行動
「登りではかかとから」「下りではつま先から」
これを意識して実行すると靴底全体が斜面とフラットになり滑りにくくなる。

◆レイヤリング
今回のレイヤリングは冬山なので結構慎重にチョイスしました。

シェル:mont-bell トレントフライヤージャケット
フリース:patagoniaR2 ジャケット
ベースレイヤー:mont-bell スーパーメリノウールexp
パンツ:ノースフェイスコンバーチブルパンツ
タイツ:skins
ソックス:smart wool
キャップ:GOOUTで買ったアクリルキャップ
靴:GARMONT VETTA MNT GTX
ネックウォーマー:PEAKS おまけ

やっぱりメリノウールはいい!汗を掻いた感じが全くしなかった。
そしてpatagoniaR2 ジャケットは山でこそ本領発揮を実感。
タウンユースではフリースな役割なんだけど、行動中は熱を適度に分散させて
暑すぎず、寒すぎず、ほんとベストな状態を保てました。
親指用ループも今回大活躍。兎に角使ってみて実感。
ウエストウォーマーもしようと思ったけど冬山低山はこれで充分。

◆末端冷え対策
冬山ではグローブは過剰なぐらい装備しないと指が千切れそうになる。
インナーグローブもメリノウール検討。
オーバーグローブはスノボ用でカバーする。
あとネックウォーマーもバラクラバ代わりになるので絶対に必携。
凍傷は怖いんだから。

◆日差し
サングラスはマスト!
雪の照り返しは半端ない!!目を空けてられないくらいキツイ。
次回は絶対忘れない。日焼け止めも検討すべし。

◆行動食
グローブしているとちょっとの事が大変だからナルゲンとかに行動食入れると良いかも。
orジップロック系につめる。(今回はトレイルミックスとm&mチョコ。)
水分も凍るのでサーモス2本くらいあるといいかな。山専ボトル欲しいな。
-10℃の環境、とにかく身体を内部から暖めるためスープ系もう少し持って行こう。

久しぶりの山行だったけど毎回発見する事がある。
スキルを徐々にアップして目標の槍ヶ岳は今年行けるのかな?行きたいな。
でもまずはテント泊できるようにならないとな。ソロテントどうしよ。

そんなこんな考えていると、あっという間に今年も日常が始まるのでした。

The following two tabs change content below.
ハイク・キャンプ・ギア・音楽フェスなどアウトドアを発信するブログです。アウトドアを通じて見た事のない非日常を探してます。最近はトレラン・ランニングにも興味が出てきました。

コメント

*
*
* (公開されません)

Facebook 用コメント欄